チャレカ&グランプリ

チャレカ&グランプリ

今年もSGはチャレンジカップとグランプ&グランプリシリーズのみとなりました。

今回は競艇を今年から始めて、来年はもっと楽しみたいという人からメッセージを頂きました。

そんな読者のために1年間を通したSGレースのスケジュールをまとめたので是非参考にしてみてください。

SGの年間スケジュール

ボートレースクラシック   (3月)
優勝賞金3500万円
※前年のSG、G1、G2優勝者と優勝回数上位者

過去ボートレースクラシック優勝者
2015年  桐生  順平 (尼崎競艇場)
2016年  坪井  康晴 (平和島競艇場)
2017年  桐生  順平 (児島競艇場)
2018年  井口  佳典 (浜名湖競艇場)
2019年  吉川  元浩 (戸田競艇場)

ボートレースオールスター  (5月)
優勝賞金3500万円
※ファン投票上位者と選考委員会の選出選手

過去ボートレースオールスター優勝者
2015年  山崎  智也 (大村競艇場)
2016年  平本  真之 (尼崎競艇場)
2017年  石野  貴之 (福岡競艇場)
2018年  中島  孝平 (尼崎競艇場)
2019年  吉川  元浩 (福岡競艇場)

グランドチャンピオン   (6月)
優勝賞金3300万円
※前年4月~当年3月までのSG優勝戦の完走者とSG予選での得点上位者
過去グランドチャンピオン優勝者
2015年   山崎  智也 (宮島競艇場)
2016年   柳沢   一 (多摩川競艇場)
2017年   石野  貴之 (鳴門競艇場)
2018年   白井  英治 (徳山競艇場)
2019年   柳沢   一 (多摩川競艇場)

オーシャンカップ   (7月)
優勝賞金3300万円
※前年5月~当年4月までのG1、G2競走の優勝戦出場者のうちポイント上位者
オーシャンカップ優勝者
2015年 石野  貴之 (三国競艇場)
2016年   石野  貴之 (鳴門競艇場)
2017年 峰   竜太 (丸亀競艇場)
2018年 毒島   誠 (若松競艇場)
2019年   瓜生  正義 (常滑競艇場)

ボートレースメモリアル   (8月)
優勝賞金2700万円
※開催場以外の23場からの推薦選手と開催施行者の希望選手
ボートレースメモリアル優勝者
2015年 篠崎  元志 (蒲郡競艇場)
2016年   菊地  孝平 (桐生競艇場)
2017年 寺田   祥 (若松競艇場)
2018年 毒島   誠 (丸亀競艇場)
2019年   毒島   誠 (大村競艇場)

ボートレースダービー    (10月)
優勝賞金3500万円
※前年8月~当年10月までの年間獲得賞金ランキング上位32名
ボートレースダービー優勝者
2015年 守田  俊介 (浜名湖競艇場)
2016年  瓜生  正義 (福岡競艇場)
2017年 深川  真二 (平和島競艇場)
2018年   守田  俊介 (蒲郡競艇場)
2019年   毒島   誠 (児島競艇場)

チャレンジカップ   (11月)
優勝賞金2700万円
※当年1月~10月までの年間獲得賞金ランキングの上位32名
チャレンジカップ優勝者
2015年 笠原   亮 (芦屋競艇場)
2016年   石野  貴之 (大村競艇場)
2017年   毒島   誠 (下関競艇場)
2018年   馬場  貴也 (芦屋競艇場)
2019年

グランプリシリーズ戦    (12月)
優勝賞金1600万円
※当年1月~チャレンジカップ最終日までの年間獲得ランキング19位から66位
グランプリシリーズ優勝者
2015年 長田  頼宗 (住之江競艇場)
2016年   今垣 光太郎 (住之江競艇場)
2017年  新田  雄史  (住之江競艇場)
2018年 平尾  崇典 (住之江競艇場)
2019年

グランプリ         (12月)
優勝賞金1億円
※当年1月~チャレンジカップ最終日までの年間獲得ランキング1位から18位
グランプリ優勝者
2015年   山崎  智也  (住之江競艇場)
2016年 瓜生  正義 (住之江競艇場)
2017年  桐生  順平  (住之江競艇場)
2018年 峰   竜太 (住之江競艇場)
2019年

上記の出走資格の条件の他に、前年の当SGの優勝者や前年のグランプリ優勝戦出走者、直前のSG競争の優勝者という条件がプラスされるSGもあります。

11月にあるチャレンジカップと12月にあるグランプリ&グランプリシリーズが、その年の1月から決められた期間までの獲得賞金によって出場資格がもらえるレースになっています。

グランプリに関しては優勝賞金が1億円となっています。

優勝戦の1分50秒位のレースで1億円を勝ち取る選手が決まります。

もうこの段階でドキドキですね。

グランプリに関しましては選手にとって賞金以外に、その年の1番強い選手が決まるような節でもあります。

他のSGよりさらに注目度も高いので、過去のグランプリ覇者としてずっと注目されるというメリットもあります。

さらにグランプリの優勝戦に出場した6名の選手は(完走した選手のみ)、翌年の10月までのSGに優先的に出場できるという、次の年の活躍まで約束されているものとなっています。

グランプリ&グランプリシリーズのスケジュールは、少し分かりにくいのでまとめておきます。

グランプリのスケジュール

【トライアル1】初日、2日目

グランプリに参加資格がある18名の内、獲得賞金ランキング7位~18位の選手が初日と2日目を戦います。2日間の戦いの中で、多くのポイントを稼いだ6名が3日目からのトライアル2に進めます。

【トライアル2】3日目、4日目、5日目
トライアル1で勝ち上がった上位6名と、トライアル1を戦わずしてトライアル2に進むことができるシード組の、獲得賞金ランキング1位~6位の選手の合計12名で3日目から5日目までのトライアル2でポイントを競って戦う事になります。

【ファイナルステージ】6日目
トライアル2の3日間のレースでポイント上位6名が6日目の優勝戦に出場できます。優勝戦に進めなかった選手は順位決定戦を行い7位~12位を決定します。

2018年グランプリ制覇の「峰竜太」選手は、獲得賞金上位6名に入っていたので3日目のトライアル2から登場となりました。

そしてセカンドステージトップで優勝戦に進み、優勝戦では見事1号艇1コースからの逃げで優勝を決めています。

※グランプリ出場選手でトライアル2に上がれなかった6名の選手は、3日目からグランプリシリーズに合流して戦います。もちろんグランプリシリーズで優勝を狙う事もできます。

グランプリシリーズのスケジュール

【予選】初日、2日目、3日目、4日目、
初日、2日目は年間賞金獲得ランキング19位~60位でポイントを競っていきます。
3日目にグランプリのトライアル1の敗退者が合流してきます。
グランプリシリーズ予選のポイント上位18名が5日目の準優勝戦に進みます。

【準優勝戦】5日目
各レース上位2着が6日目の優勝戦に進みます。

【優勝戦】6日目
6日目は優勝戦以外にも7位~12位を決める順位決定戦もあります。

これがグランプリ&グランプリシリーズのスケジュールとなります。

競艇選手も夏ごろから年末に向けて獲得賞金ランキングを意識して、「上位6名」→「上位7名~18名」→「上位60名」に入るためにどのレースでも勝負掛けしています。

グランプリに出場するために獲得賞金ランキング上位18名に入るには、11月の末までに5500万円~6000万円位がボーダーラインと言われています。

まずはグランプリ出場(上位18名)を目指し、その上で上乗せでSGの優勝を1つとるとSGの優勝賞金が3000万円前後上乗せされ獲得賞金8000万円~1億円になり、グランプリのシード権を貰い3日目から合流できる賞金ランキング上位6名に入れるラインになると思います。

グランプリ&グランプリシリーズを抜いたSGは全部で7回あります。

1年間でSGを2つ取る選手もいると考えると、上位6名に入る条件としてはSGを1つとることが1番の有効な道なのかもしれません。

2019年にSGを2つとった選手は、チャレンジカップを残した状態で2名います。

前半にボートレースクラシック(3月)とボートレースオールスター(5月)をとった「吉川元浩」選手。

ボートレースメモリアル(8月)とボートレースダービー(10月)をとった「毒島誠」選手。

この2名になります。

流石にSGを2つとるとどちらの選手も10月末の段階で獲得賞金が1億円を突破しています。

この2名はもちろんすでに上位6位確定、グランプリのトライアル2進出に当確ですね。

そして残り1ヶ月まだまだ、ランキング上位6位、上位7位~18位、上位60位のランキングが変わる可能性はあります。

この辺を気にしながら1節1節、1レース1レースをみていくと面白いと思います。

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