ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)の季節がやってきました。
今年の開催地は福岡県北九州市にあるボートレース若松(若松競艇場)。パイナップルナイターの愛称でナイターレースを開催している地であり、今回のボートレースオールスターもナイターで実施されます。
本記事では、2021年のボートレースオールスターの魅力を伝えるとともに、そもそもボートレースオールスターとは何なのか、今回の注目選手は誰かといった情報をお伝えしていきます。これらは、舟券予想にも大いに寄与する内容です。ぜひ最後までお読みください。
目次
- ボートレースオールスターとは
- ボートレースオールスターの魅力
- ボートレースオールスターのファン投票のシステム
- ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)の注意点
- [重要]ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)は福岡県民のみ入場可能です
- ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)の舟券予想で大切なこと
- ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)攻略!/ボートレース若松の水面特徴を知る
- ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)攻略!/ボートレース若松のエースモーターはこれだ
- ボートレース若松・38号機(勝率6.44/2連対率47.01%/優出5回/優勝1回)
- ボートレース若松・33号機(勝率6.15/2連対率48.39%/優出3回/優勝1回)
- ボートレース若松・21号機(勝率6.13/2連対率42.11%/優出2回/優勝2回)
- ボートレース若松・15号機(勝率5.93/2連対率40.54%/優出6回/優勝2回)
- ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)攻略!/好調な有力選手に注目しよう
- ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)は当然に峰竜太に注目
- ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)は原田幸哉も怖いぞ
- ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)を存分に楽しむ
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ボートレースオールスターとは
ボートレースオールスターとは、ボートレース(競艇)の中でも最高のグレードを誇るSG競走のひとつです。
今回はボートレース若松(若松競艇場)で開かれるわけですが、この地でのボートレースオールスター開催は初めてのことです。新型コロナウイルス(COVID-19)の流行が続く中ながら、すばらしい戦いが期待できるでしょう。
ボートレースオールスターは『笹川賞競走』の名前で長年親しまれてきた
ボートレースオールスターの通称が採用されたのは2014年と最近のことです。2013年以前は『笹川賞競走』の名前で親しまれ、今でも多くのファンがその正式名称で呼んでいます。なお、笹川賞の名前の由来は、競艇の生みの親たる故・笹川良一氏から取られています。
優勝賞金は3,900万円で、数あるSG競走の中でも高額な設定になっているのが魅力です。ボートレーサーにとって憧れのSG競走にあって、特に輝きを放つ存在と言えるでしょう。
ボートレースオールスターの魅力
ボートレースオールスターには、ほかのSG競走とは明確に違う魅力があります。それは、ファンの声が出場選手に反映される点です。
同じものでイメージしやすいのは、プロ野球のオールスターゲームや、競馬の宝塚記念と有馬記念でしょう。これらがファン投票によって上位選手や上位の競走馬が出場資格を得るように、ボートレースオールスターもまたファン投票の上位が出場の要件となります。
愛される選手たちが数多く集うのがボートレースオールスターであり、それだけ個性派としてファンの舟券に貢献し、ボートレースを大いに盛り上げてきた選手が集まるといえるでしょう。
ボートレースオールスターのファン投票のシステム
ボートレースオールスターの出場選手の多くはファン投票で選ばれますが、すべてのボートレーサーが対象となるわけではありません。SG競走という最高峰の戦いの選抜という意味合いを兼ねるため、ファン投票の対象選手はA1級に在籍する選手に限られます。
また、前年度ボートレースオールスターの優勝者、前年のボートレースグランプリの優勝戦出場者、当年のボートレースクラシックの優勝者は、ファン投票とは無関係に優先して出場枠を得られます。
ただし、選出から除外されるパターンもあり、例えばほかのSG優勝戦や準優勝戦で選手責任のスタート事故を起こしていたり、褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けていたり、産休などで辞退していたりする場合は、ファン投票の対象から外れる措置が取られる、または選出の対象外となります。
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)の注意点
ボートレースオールスターというものがどういう競走であるか、その概要を説明してきました。
ここからは、今年のボートレースオールスター、すなわちボートレースオールスター2021(若松競艇SG)に特化した内容を取り扱っていきます。
特に、今年は昨年に引き続き、日本全国がイレギュラーな状況下に置かれています。新型コロナウイルス(COVID-19)の流行による「緊急事態宣言」、および「まん延防止等重点措置」が各地域に発令され、県境をまたいでの往来は自粛するよう呼びかけられています。
[重要]ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)は福岡県民のみ入場可能です
ボートレース若松(若松競艇場)のある福岡県は、2021年5月12日から緊急事態宣言の対象地域となりました。新型コロナウイルス(COVID-19)の変異株が猛威を振るい、高い感染力に加え、基礎疾患がない若年層の命さえも奪う致死性があることから、各自治体は限りなく警戒を強めています。
こうした状況を受けて、ボートレース若松もボートレースオールスター2021(若松競艇SG)の開催に関してひとつの変更を決断しました。それは、有観客開催は維持するものの、観客を福岡県民1,500名に限定するというものです。
緊急事態宣言が発令されている以上、不要不急の県境をまたいでの移動は、ボートレーサーやほかのファンの間でのクラスター感染を引き起こしかねません。
よって、ボートレース若松のある福岡県に居住するファンに限定したうえで、事前申し込みの1,500名までに人数を絞り込み、さらに感染拡大の防止対策を徹底するという形を選択しました。
華のSG開催は歓声もまたひとつの彩りなだけに、こうした現況は実に悲しい限りです。しかし、誰もが命あっての物種であり、ボートレースを今後も健康かつ有意義に楽しむためにも、強い対策で乗り切らねばなりません。
こうした状況から、当日は入場許可証がない限り、本場内へ入ることはできません。ステイホームやテレワークが基本線の今、じっと部屋の中で身を潜めて、可能な形での応援をしていきましょう。
参考記事:SG第48回ボートレースオールスターの入場制限について – ボートレース若松
https://www.wmb.jp/new.php?p=uAvoKPWn
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)の舟券予想で大切なこと
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)を観戦するともなれば、やはり舟券を買ってエンジョイしたくなるものです。そして、舟券を買うからには、的中させて財布の中身も温めたいところでしょう。
舟券が外れに外れて手持ちのお金がどんどん目減りしていくのは、本当につらいものです。応援している気持ちも萎えていき、2021年のボートレースオールスターは悲しみの記憶とともに刻まれてしまうかもしれません。
これを避けるためにも、栄えあるSG開催に的確な舟券予想の理論を携えて臨みみましょう。そのために必要なのは、ボートレース若松の水面特徴を知ること、ボートレース若松のモーター情報を把握すること、今回の開催における有力選手を把握することの3つです。
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)攻略!/ボートレース若松の水面特徴を知る
繰り返しになりますが、2021年のボートレースオールスターは、ボートレース若松(若松競艇場)で実施されます。ボートレースの舟券予想において重要なのは、なんといっても開催地の水面の特徴を知ること。インの強さ、風の傾向、波の影響、水質、水温……どれもが大切な要素です。
若松の水面はどうでしょうか。俯瞰して見ていきます。まず、若松のコースは、洞海湾に面した形で作られたものであり、したがって海上のロケーションという点を把握しましょう。この事実は、当然に水質が海水であることを示しています。
水質は大きく分けて海水と淡水に分別され、両者が入り混じった汽水がごくわずかに観測されます。海水と淡水の違いは水の柔らかさにあり、海水は淡水に比べて水が柔軟で、ボートがターンしやすいと言われています。
一方、海面コースには潮の満ち引きという要素があります。潮汐は海面に独特なうねりを生じさせ、全速ターンの思わぬ障害になることを理解しておいたほうがいいでしょう。
若松水面においては満潮時にインが強くなり、1着率は全国平均を超える数値となります。一方で、干潮時は外からの全速戦によるまくりが決まりやすく、満潮のときのイメージでイン艇を軸にしていると、一撃で泣きを見ることになるでしょう。
パイナップルナイターで催される、ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)です。ナイター開催の肝として、日の入り時の環境の変化も大切です。西日が強くなるような時間帯はスタートタイミングを取りづらく、思わぬスリットラインによる波乱が起きる傾向にあります。
穴党の方は日の入り前後のレースに絞って狙ってみるのも、好配当を獲得する一手といえるでしょう。
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)攻略!/ボートレース若松のエースモーターはこれだ
ボートレース若松のモーターは、2020年11月から今のものを使い始めています。かなりのデータが蓄積されているので、大いに予想に役立つことは間違いありません。
SG開催ともなれば、微差が大差となって表れます、モーターの性能の違いは、限りなく大きなアドバンテージとなって表れ、時には波乱の立役者となるでしょう。
そこで、現在の若松のモーターの中でもエースモーターと呼べる4つのモーターについて、以下の項目で見ていきます。前検日のモーター抽選から開催期間を通し、これらのモーターの働きには注目です。
ボートレース若松・38号機(勝率6.44/2連対率47.01%/優出5回/優勝1回)
38号機の勝率は驚異の6.44点。117走して6着を4回しか取っていない、エースモーターを超えておばけモーターともいえる仕上がりになっている代物です。優出5回と優勝1回も堂々たるもので、勝利に導いてくれる最高のエンジンといえるでしょう。
2連対率も第2位で、安定感も抜群です。このモーターが当たったからには、むしろ負けられないというプレッシャーになるのではとさえ感じてしまいます。
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)の中でも、最もその行き先が注目されるモーターです。たとえ出場選手で数字的に劣る選手であっても、一気に予選上位へ食い込んでくるかもしれません。
ボートレース若松・33号機(勝率6.15/2連対率48.39%/優出3回/優勝1回)
33号機もまた、キレッキレの働きを見せるモーターです。勝率第2位の2連対率第1位。124走して、合わせて60回の2連対は、舟券予想的にも頼もしさがあふれ出るポイントです。
それでも意外と優出は少なく見えますが、そもそも1つのモーターで複数回の優出がある時点で優秀です。優勝経験もあるので、やはり目覚ましい活躍が望まれるモーターになるでしょう。
ボートレース若松・21号機(勝率6.13/2連対率42.11%/優出2回/優勝2回)
21号機は2回優出して2回とも優勝という、幸運が形を成したかのようなモーターです。3つしかない勝率6点台モーターのトリを飾るわけですが、このモーターは3着数が最も多いのも特徴でしょう。6コースからでも舟券貢献がありえるかもしれません。
最初に紹介した38号機は別格としても、安定感に優れた出力を保持しています。優勝戦まで突き進んだら、俄然注目しなければならないでしょう。
ボートレース若松・15号機(勝率5.93/2連対率40.54%/優出6回/優勝2回)
15号機は、勝率5点台の中では、最も勝負の一撃に長じたモーターといえます。優出6回に優勝2回は、まさしく優勝請負モーターと呼ぶべき数字。これで予選を通過できずに準優勝戦まで残れないようでは、逆にとんでもない恥ずかしさに襲われるかもしれません。
5着6着が少なく、1着から4着までコンスタントに取れる、小さい着を集める高出力です。2連対率ではほかにも優れたモーターがありますが、ここ一番での勝負強さでは他の追随を許しません。
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)攻略!/好調な有力選手に注目しよう
ボートレースオールスターに集まるのは、ファンから愛されているだけでなく、多くの舟券的貢献を果たしてきたトップレベルの選手たちです。であればこそ、その実力の優劣を計るのは非常に困難であり、ちょっとした展開や細かなミスでがらりと結果は変わるでしょう。
であればこそ、好機を逃さずに掴み取れる選手というのは、少なくとも「勝ちの波に乗っている」レーサーであるといえます。全体的な腕の良さはもとより、最近の成績がモーターの出来に限らずにずば抜けている選手は、ぜひにも注目したいところです。
よって、ここではボートレースオールスター2021(若松競艇SG)において、ぜひともその活躍を追いかけるべき超一流レーサーを紹介します。
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)は当然に峰竜太に注目
「現代のボートレースとは、峰竜太のことである」
そう言ってしまっても問題ないくらいに、究極の存在。それが佐賀の峰竜太選手です。もはや今更紹介するのもためらわれる絶対的なトップレーサーで、今回で5年連続のファン投票1位となりました。このため、初日のドリーム戦でも1号艇をゲット。ファン投票2位から6位までのレーサーたちの挑戦を受けて立ちます。
浜名湖賞2021(浜名湖競艇G1)でのまさかの非常識なフライングもあって、最近の成績は飛び抜けて良いものではありません。
しかし、フライング休みから帰ってきて、さっそく住之江の一般競走でオール3連対の大暴れを初めています。それも住之江でも一二を争うほどのハズレモーターを引きながらです。峰選手の操縦技術も卓抜したものがありながら、整備技術もすさまじいことがわかります。
この一般戦を経て、峰竜太選手は決戦の地である若松に乗り込みます。フライング休みも消化した今、恐れるものは何もありません。堂々たる競走でもって、ファンを魅了してくれることでしょう。
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)は原田幸哉も怖いぞ
そんな絶対の支配者である峰竜太選手に肉薄するのは誰か。実は、今、劇的に好調なレーサーがいます。それが長崎の原田幸哉選手です。
2節前はマスターズチャンピオン2021(下関競艇PG1)に出場。2020年10月に満45歳を迎えた原田幸哉選手にとっては、初めての「名人戦」での戦いとなりました。この舞台でいきなりの躍動を見せます。
何しろ8走してオール3連対。いきなりの名人っぷりを見せつけ、見事にこのプレミアムG1を制覇してしまいました。大村の発祥地ナイターで鍛えられていたからこそ、下関の海響ドリームナイターを戦い抜けたのかもしれません。
では、昼は弱いのか。そんなことはありませんでした。前節は徳山クラウン争奪戦2021(徳山競艇G1)。中国地区でのビッグレースが続きます。
ここでも、原田幸哉選手の激烈な才能が発揮されました。節間に8走して7走で2連対。トップレベルの選手たちが集うG1競走で、これ以上ないくらいの輝きを見せました。優勝戦も圧巻の逃げ切りで、ついに2節連続のグレードレース制覇を達成です。
これを好調と言わずに何とする。まさに昇竜の勢いを味方にしているのが、今の原田幸哉選手の強みです。勝ちに勝ちを重ねた最高の状態で、ボートレース若松へと進撃します。
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)を存分に楽しむ
ボートレースオールスター2021(若松競艇SG)は、残念ながら昨年と同様に、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行が止まらない中での、油断できない情勢を乗り越える形での開催となりました。
首尾よく観戦の事前申し込みに成功した福岡県民の方はおめでとうございます。万全の感染拡大防止対策をして、本場でのすばらしいひとときを楽しみましょう。
また、諸々の理由から本場へ行けない状況になった方々も、今できる範囲での応援をしていきましょう。今や世界史に残る危機にあって、誰もが耐えながらの生活を強いられています。そのような状況下でも、こうして娯楽の糸がつながっていることは、実に喜ばしい話です。
何より、ボートレースオールスターの当地での開催は初めてのこと。良い盛り上がりを見せることに期待しましょう。
ボートレースオールスターはファンの人気がある選手ばかりが集まった、まさしく夢のSG競走です。舟券予想的な期待はもとより、自分のイチオシの選手が最高峰の舞台でその腕を振るってくれることは、何よりの喜びになるでしょう。
ぜひともこの瞬間を楽しみ、そして静かなる声援を重ねていくのが常道です。若松の水面の特性を把握し、良質なモーターが当たった選手に特注を打っていくことで、強い舟券予想が展開できます。
最高のボートレーサーたちが競いあった先で、最後に頂点に立つのは誰なのか。ワクワクが止まらない2021年5月最後の宴が始まります。
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