【YouTube】ボートレース蒲郡の公式YouTubeチャンネルがフリーダムで面白い!

全国に24あるボートレース場。それぞれが特徴的な水面を持ち、時に観光スポットとしての側面を取り上げられることもありますが、最近はほかの方面でも力を入れています。それがインターネット戦略です。

どのボートレース場も公式サイトを美麗に仕上げ、既存のファンを楽しませるのみならず、新規開拓にも余念がありません。

さらに、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行という要因もあり、その活動の範囲はより広範になることを要求されました。結果として、ボートレースは「YouTube」という新たな活動の場所を得て、競技の魅力をあらゆる面からダイナミックに伝えてくれています。

とりわけその活動に力を入れているのが、愛知県蒲郡市にあるボートレース蒲郡。この記事では、ボートレース蒲郡がつくるコンテンツが、いかにフリーダムではっちゃけているかを解説していきます。

目次


ボートレース蒲郡は全国でも屈指の人気コース

ボートレース蒲郡は、全国24場のボートレース場のなかでも、屈指の人気コースです。昨年の年間売上では、「競艇発祥の地」かつ人気コースであるボートレース大村と第1位を競い合いました。

そして、この蒲郡と大村は、レースの質でも楽しまれているとともに、YouTubeチャンネルでのコンテンツ展開も非常に積極的という共通点があります。また、ナイター設備を増築できた水面の人気が高いことも、データからは読み取れるでしょう。以下に2021年1月から12月までの売上ベスト5を書き出してみます。

<第1位>ボートレース大村(ナイター設備有り)
<第2位>ボートレース蒲郡(ナイター設備有り)
<第3位>ボートレース住之江(ナイター設備有り)
<第4位>ボートレース若松(ナイター設備有り)
<第5位>ボートレース丸亀(ナイター設備有り)

さらに、桐生、下関とナイターを開催できる場所が続いて、8位にようやく芦屋が現れます。この芦屋にしてもほとんどの開催がモーニング開催という「他場との差別化」に成功している例と考えると、単なるデイ開催以外の施策に積極的な場が売上を伸ばしていることが窺えるでしょう。


蒲郡はYouTube公式チャンネルを積極的に更新

2021年、過去最大の売上を計上したボートレース界において、全24場の売上でも2位にジャンプアップし、王者である大村にも迫るほどに人気を高めたボートレース蒲郡。人気の原動力となっているのは豊富な発信力であり、その一角を占めるのが公式YouTubeチャンネル「ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル」での野心的な活動です。

参考資料:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル – YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCZhuyNQgLORLjgl8hlA7uHw

ボートレース場の公式YouTubeチャンネルとして、人気ライターやYouTubeで活動するボートレースタレントを起用してのライブ配信を行っているのですが、発進はそれだけに留まりません。ほぼ毎日更新されるコンテンツからは、蒲郡の魅力、ボートレースの魅力、何より現役の選手たちの魅力が存分に受け取れるのです。

どういった動画がアップロードされているのか、代表的なものを紹介していきましょう。


選手の魅力がたっぷり!勝ガマピット直送MOVIE

ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネルでぜひとも触れたいコンテンツが、この「勝ガマピット直送MOVIE」です。「ピット直送」の名の通り、選手たちを始めとした関係者だけが入れるピット内にカメラが潜入。リラックスしているプロフェッショナルたちから、様々なトークが飛び出します。

この番組、あらゆる場面がしっかりと編集を加えられており、見やすいうえに面白いというWin-Winの効果を生み出しています。こうした動画を見ることで、選手の新たな魅力に触れることになる方も多いでしょう。

番組内容はとても多彩で、かつ更新頻度も高くなっています。選択肢の多さは魅力ではありますが、反面、どこから見れば良いかと迷うこともあるでしょう。ホーム画面からは人気のアップロード動画も確認できますが、どうしても過去の名作配信回などが上がってきてしまうため、魅力的な内容にたどり着けないかもしれません。

そこで、この記事では、「勝ガマ」のなかでもおすすめの回をピックアップしました。記事の後半で紹介しますので、ぜひそちらを参考になさってください。


豪華ゲスト続々ライブ!ボートガマ一代/蒲郡ステーション

ボートレース場のYouTubeチャンネルの中核を成すコンテンツといえば、魅力あるライブ配信です。蒲郡もキラーコンテンツといえるライブ番組を持っており、かつては「ボートガマ一代」、現在は「蒲郡ステーション」を主力として運営しています。

いずれも蒲郡が人気のボートレース場であることを感じさせる仕上がりとなっており、同時接続数は他場と比べてもトップクラスの水準に達し、累計再生数はすぐに数万を突破するほどです。

ボートレース公式を窓口とする落ち着いたライブ放送に飽きてきたら、エンタテインメントに徹しているYouTubeのライブ配信に触れてみると、新たなボートレースの魅力に出会うことになるでしょう。予想の面でも参考になることが多いため、舟券成績の向上という効果をもたらすことがあるかもしれません。


この動画は必見!?ボートレース蒲郡公式チャンネルのおすすめ動画

いくつもの面白い企画動画がある、ボートレース蒲郡の公式YouTubeチャンネル。好きな選手、興味のあるタイトル、あるいはピンときたサムネイルなどから見てみるのが一番ですが、この記事でも入り口としてちょうど良いであろう動画を「3つ」ピックアップしました。

それぞれ内容のネタバレにならない程度に解説しますので、興味の赴くままに視聴しつつ、当サイトの各記事と見比べてみるのも面白いでしょう。どちらも存分にご堪能いただければ幸いです。


池田浩二選手のグループ「エテルニータ」

参考動画:【蒲郡】池田浩二率いるエテルニータ解散騒動、渦中の人物を突撃取材!!【勝ガマ】 – YouTube
https://youtu.be/5zWyHSVcU2M

ボートレースには「グループ」という概念があります。かつて選手が個人でプロペラを所持し、整備することが求められていた時代、いわゆる「持ちペラ制度」があったころには、その整備する場所を共有し、技術的な情報を交換することが求められました。

この命題を乗り越えるため、所属支部の同じ面々、あるいは仲の良い面々が集まっていたのがグループです。

2022年現在、持ちペラ制は廃止されて久しいですが、各支部にはグループの文化が残りました。彼らは時としてともに特訓をし、あるいは操縦や整備の技術の情報交換を行うなど、切磋琢磨の場としてグループを活用しています。

愛知の超一流選手、池田浩二選手が率いるグループ「エテルニータ」は、現在の艇界を引っ張る才能が多く集まるグループです。池田選手自身も先日8年半ぶりにSG競走である「グランドチャンピオン2022(唐津競艇SG)」を制したように、このエテルニータ所属の選手はそれだけで注目なのですが……。

なんと、降って湧いた「エテルニータが解散する?」という話。実は続きものの動画なのですが、これ単品でも不思議な空気感で楽しめる動画となっています。愛知支部の各選手たちの濃厚なキャラクターに心をつかまれ、「どんな選手なんだろう?」と検索してしまうかもしれません。


徳島の西岡育未選手の特集

参考動画:【蒲郡】「一撃必殺サムネイル」西岡育未選手にインタビュー!【ムーンライトプリンセス決定戦】 – YouTube
https://youtu.be/LLrKMG2pc6U

サムネイルの「映え」がすばらしい1本。徳島支部所属の女子レーサー、西岡育未選手が登場した回です。

少しでも見栄えの良い場所を探し、勝ガマスタッフを連れ回す西岡選手。水上では激しく戦うレーサーたちも、陸上ではその美しさが気になることを教えてくれます。

ボートレース蒲郡の動画はこの西岡選手のように、遠征してきた他地区、他支部の選手にもスポットライトをよく当てるのが特徴的といえるでしょう。もちろん他の場でもそうなのですが、蒲郡のYouTubeは高い更新頻度もあいまって、「ボートレーサーが自分を売り込む舞台」として機能しています。

このため、今まさに売り出し中の若手選手について、勝ガマ経由で知ることができるのも魅力のひとつ。かわいい選手、かっこいい選手、いやいや武骨な選手が良いか、あるいは……好みに応じて、各動画に触れてみてはいかがでしょう。


自由すぎる名古屋グランパスとのコラボイベント

参考動画:【蒲郡】ボートレース蒲郡と名古屋グランパスのコラボイベントが自由すぎた。【勝ガマ】 – YouTube
https://youtu.be/nGlfifytl30

ボートレース蒲郡にしてみれば、同じ愛知の盟友ともいえる存在。Jリーグの名古屋グランパスのマスコットキャラクター、グランパスくんがやってきたコラボイベントの様子を映した動画です。

いかにも勝ガマの動画といった「ゆるさ」がいつも以上に発揮され、「自由すぎた」の表題に違わぬ全体構成。ボートレース蒲郡のマスコットキャラであるトトまるにしてもそうですが、声が出せるマスコットではないので、「無音のなかで動きで頑張るマスコットたち」の奮闘が見られます。

ただ、何より「グランパスくんがやりたい放題」なのが、カオスな状況に最も拍車をかけているでしょう。勝ガマスタッフも悪ノリが大好きだからか、編集がいつも以上にフリーダムです。

他方、「ボートレース蒲郡はこんな場内イベントをしているよ」「親子連れでも楽しめるよ」という紹介動画にもなっているので、アミューズメントを知るという観点からも楽しい1本になっています。


水面でも面白いボートレースは陸上にも楽しみたっぷり!

ボートレースの主戦場は、言うまでもなく競走水面です。しかし、陸上に目を向けてみれば、そこでも躍動する選手や関係者たちの姿がありました。彼らはその生き様で、またその個性で、私たちに笑顔を届けてくれているかのようです。

今なお混迷の中にある時代、世界、そして日本。私たちもさまざまなことに思い悩みますが、そうしたなかでも楽しませてくれるコンテンツがあることは、一条の光のように救いとして差し込みます。

「そこに、楽しいものがある」

ボートレース蒲郡と彼らの意欲的な取り組みは、きっと生活のなかでの救いになるでしょう。そして、もっとボートレースを好きになることで、競技を包み込む魅力はさらに輝きを増していくのです。

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