関西エリアのボートレース場の特徴

関西エリアの競艇場の水面の特徴を紹介します

・津競艇場の特徴(三重県)・びわこ競艇場の特徴(滋賀県)
・住之江競艇場の特徴(大阪府)・尼崎競艇場の特徴(兵庫県)

 

津競艇場のコース

津競艇場の特徴

全国初の認可を受けた競艇場です。

1969年から現在の場所へと移転されました。

ホーム側の幅の広さが全場で2番目に広く、風の影響もあり一年中水面が荒れていることからオッズも荒れやすく万舟券が出やすいという点にあります。

穴党の競艇ファンに好まれる競艇場として有名です。

天候の影響を受けやすいので、特徴を把握することが勝率ア ップに繋がります。


どんな水面?

水質は淡水ですが、伊勢湾が近い影響で塩分の混入もあります。

公式サイトでは、「半海水に近い」と上記されます。

流れや水位に変化のないプール型水面です。


津競艇場の風の影響

夏場は南側から伊勢湾の季節風、冬場は鈴鹿山脈からの吹きおろしと、一年と通して風の影響を受けています。

操縦に影響が出ないよう安定板を使用することが増えるため、波の高さより風の強さや向きが予想結果で大きく左右されます。


モーターの入れ替え月

津競艇場のモーターを入れ替える月は9月になっています。

入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使える だけの情報量になっていないので気を付けて下さい。


コース別入着率


津競艇場まとめ

日本初の認可を受けた由緒ある競艇場です。

季節風の影響を受けやすく、一年中水面が荒れていることから、オッズやレースも荒れやすく万舟券も出やすいとして有名です。

固い予想を好む方には向かないかもしれません。

近隣には、伊勢神宮があり、鈴鹿サーキットがあり、海沿いなので魚介類も美味しく、松坂牛も食べられます。

県外の方も旅行がてら足を運びやすいボートレース場なのではないでしょうか。


 

びわこ競艇場のコース

びわこ競艇場の特徴

4階だての施設で一般席は約2000席、指定席が約400席あります。

指定席の前売りはなく、当日先着順で取ることができます。 料金が全席一人1000円と安く、気軽に楽しめます。


どんな水面?

水質は淡水です。

他の競艇場に比べて、高い位置にあるため気圧が引くいのが特徴です。

そのため、モーターの出足が落ちる傾向にあります。

春先には、雪解け水の流入により、水位上昇も特徴の一つです。

琵琶湖では潮汐現象が現れますが、観測できるほとの水面 変化はありません。


びわこ競艇場の風の影響

スタンドとは逆の沖方向からの風、観光船ミシガンから生じる波によって乗り辛くなることがあります。

ターンで流れやすくなり内を差されるケースが多くなるのも特徴です。


モーターの入れ替え月

びわこ競艇場のモーターを入れ替える月は6月になっています。

入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。


コース別入着率


びわこ競艇場まとめ

都道府県(滋賀県)が施行している唯一のボートレース場です。

県を上げて盛り上げられている一大事業となっています。

滋賀県の観光とは、琵琶湖しかないという方もいますが、ボートレース があると誇れるほどの競艇場になっています。


 

住之江競艇場のコース

住之江競艇場の特徴

スタンドから水面までの距離が近いため迫力のあるレースを楽しめます。


どんな水面?

住之江競艇場の水面は人口プールになっていて、工業用水を利用したものになっています。

水質は淡水になりますので硬め。

選手コメントでもよく硬いというのを聞きますね。

2マーク付近にスタート時の引き波が残っていることもあるので、2マークでの逆転劇も楽しみの1つのコース ですね。


住之江艇場の風の影響

都市部に作られているので強い風に悩まされることはあまりない。

年間を通して静水面になることが多いのでどの艇も1マーク全速で攻めるためスピード戦になる。

迫力が あるレースを期待できます 。


モーターの入れ替え月

住之江競艇場のモーターを入れ替える月は3月になっています。

入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。


コース別入着率


住之江競艇場まとめ

住之江競艇場は競艇の聖地として今まで何度も有名な選手が名勝負を繰り広げてきた競艇場になります。

1マーク選手が全力で握れる住之江競艇場は生で観戦してみるのもいいと思います。

小旅行もかねて遊 びに行くのもいいと思います。


 

尼崎競艇場のコース

尼崎競艇場の特徴

スタンド側からピットの様子が見えることが一つの特徴です。

2マークとセンターポールと1マークが一直線になっていることも特徴としてあげられます。

基本的にはインが強い水面ですが、風の影響を考えると絶対的に有利というわけではありません。


どんな水面?

湿地帯の土地改良のため作られた人工プールで、水質は淡水です。

クセが少ないコースと言われ、広いコースなのでカマシを得意とする選手に好まれる水面です。


尼崎競艇場の風の影響

冬場は「六甲おろし」、夏場は「甲子園お浜風」で向かい風が吹いて水面が荒れます。

追い風が吹くときや、雨で無風の日はインが決まりやすくなりますが、それ以外はセンターの方が強いイメージがあります。


モーターの入れ替え月

尼崎競艇場のモーターを入れ替える月は4月になっています。

入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。


コース別入着率


尼崎競艇場まとめ

近隣には競艇のメッカ、ボートレース住之江があるため、経営戦略として住み分けを行い企業努力を続けています。

お正月には女子戦メインのレースを開催したり、開催日程が重複しないよう工夫しています。

大阪方面、神戸方面へのアクセスも良く、旅行がてらボートレースを楽し むことも可能です。


 

その他のエリアの特徴は下記よりご覧ください。

 

関東エリアのボートレース場の特徴

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