九州エリアのボートレース場の特徴

九州エリアの競艇場の水面の特徴を紹介します

・若松競艇場の特徴(福岡県)・芦屋競艇場の特徴(福岡県)
・福岡競艇場の特徴(福岡県)・唐津競艇場の特徴(佐賀県)
・大村競艇場の特徴(長崎県)

 

若松競艇場のコース

若松競艇場の特徴

近くにボートレース芦屋(芦屋競艇場)があり、互いの近さを利用して、開催時間をズラして開催したり、様々な取り組みを行っています。

日本で初めてのSG競走「全日本選手権」が初めて開催されたボートレース場として有名で、「競艇ダービー発祥の 地」として競艇ファンに親しまれています。


どんな水面?

水質は海水です。

2マーク後方から潮が出入りします。

満潮時は1マークが潮だまりになることもあります。

冬場の追い風では差しも決まりやすくなります。


若松競艇場の風の影響

潮位差は最大で1.5m程度で、瀬戸内海に面した徳山や宮島ほどではないです。

2マーク側から潮が出入りする影響で干満による流れがあります。

干潮から満潮に向かうと、2マークから1マークに流れる追い潮となり、スタートが難しくなってスリットのバラつきが出ることも。

満潮から干潮に向かうと逆に流れるため、向かい風同様にインの加速がつかず、まくりが決まりやすくなる傾向があります。

大潮、もしくは中潮の時期は展開予想に加味したいとこ ろです。


モーターの入れ替え月

若松競艇場のモーターを入れ替える月は12月になっています。

入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。


コース別入着率


若松競艇場まとめ

地域密着の一環として「クレカ若松」というイベントや会議に使用できる施設も整備されています。

キッズルームやボルダリング設備など競艇ファン以外も楽しめる場所として、家族連れやカップルの集客を見込んだ改善案を次々に実行しています。

地域交流や社会貢献など、素晴らしい取り組みですよね。


 

芦屋競艇場のコース

芦屋競艇場の特徴

航空自衛隊芦屋吉があり、町の総面積の半分近くを占めているため、この競艇場は地域振興を目的とした自衛隊基地設置の見返り的要素が強いです。

隣のボートレース若松とは直線距離で日本一近い競艇場間の距離となっていて、お互いに開催時間をずらすなど協力してレースの開催を行っています。


どんな水面?

水質は淡水です。

広いコースで静水面ということで、本来はイン優勢。

ですがどのコースからでも全速で攻めるスピード戦が展開される水面となっています。


芦屋競艇場の風の影響

夏場は風向きこそ不安定ですが、風速は緩やかです。

気温上昇により、出足・行き足が落ち、イン成績が例年低下する時期です。

冬場は追い風傾向にあります。

季節風の影響で一番風速が強まる時期でもあります。


モーターの入れ替え月

芦屋競艇場のモーターを入れ替える月は5月になっています。

入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。


コース別入着率


芦屋競艇場まとめ

業界初、モーニングレースの「サンライズレース」を開催した競艇場です。

ナイター開催は設備に投資がかかるので、早朝の開催ならという素晴らしいアイデアの元実現しました。

近隣にボートレース場が多数あり、アクセスの良いとはいえない立地での集客はかなり難しいものがありますが、様々なアイデアやイベントで集客向上を目指して頑張っている競艇場です。


 

福岡競艇場のコース

福岡競艇場の特徴

福岡市を流れている那珂川の河口部に突き出ていて、全国的に類を見ない特異なコースになっています。

進入固定ではないのに1枠の1コースの進入率が約98%とかなり高くなっています。

1号艇がすんなり1コースに入ることが他の競艇場より多 いということです。


どんな水面?

水質は海水または汽水で、潮の影響を受けます。

満潮時には、海水と淡水がぶつかり合い複雑なうねりが発生します。

助走距離が180mと短くダッシュも効きづらく、全国の競艇場の中でも屈指の難しい水面と言われています。


福岡競艇場の風の影響

北側の博多湾から吹く風は、波を起こすため、より複雑なうねりを作ります。

左横風の割合は60%を占めており、最もうねる条件「満潮+左横風」の頻度も多くなっています。


モーターの入れ替え月

福岡競艇場のモーターを入れ替える月は6月になっています。

入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。


コース別入着率


福岡競艇場まとめ

福岡市の中心、中洲や天神から物凄く距離が近いことが特徴的です。

福岡ヤフオクドームや、福岡国際センター、マリンメッセ福岡などの名だたる施設が周辺に存在しています。

好立地・良アクセスで訪れやすい競艇場です。


 

唐津(からつ)競艇場のコース

唐津競艇場の特徴

ホテル並みの豪華さをもつと評されるほど素晴らしい建物は、数キロ先にある鏡山麓からも確認できます。

解説当初は現在の場所と異なり、水面は松浦川河口を利用していました。

1975年に現在の場所へ移転となりました。


どんな水面?

水質は淡水、または汽水です。

周辺は木や草で囲まれており、静水面でピットから2マークまでの距離が178mと長いのが特徴です。


唐津競艇場の風の影響

年間を通し6割超の確率で追い風が吹き、インが決まりやすいです。

向かい風になるとインが弱くなり、センターからのまく りや差しが多くみられます。


モーターの入れ替え月

唐津競艇場のモーターを入れ替える月は8月になっています。

入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。

コース別入着率


唐津競艇場まとめ

モーニングレースでは鉄板番組となることもあり、予想に関しては比較的簡単です。

イン有利で投票が集まるので、オッズも堅くなりますが、稀に飛んでしまって高額配当が飛び出すこともある、中々面白い競艇場と言えるでし ょう。


 

大村競艇場のコース

大村競艇場の特徴

日本最南端かつ最西端にある競艇場です。

日本で初めて競艇競走が正式に始まった競艇場として有名で「競艇発祥の地」としても知られています。

2018年9月よりナイター競走の開催がスタートしました。


どんな水面?

水質は海水です。

潮の満ち引きに多少の影響があり、干潮時は穏やな水面ですが、満潮時は水面にうねりが生じることがあります。

干満差はレースへの影響はあまり出ないと言われています。


大村競艇場の風の影響

冬は強い荒れた風が吹き荒れることがありますが、その他の季節はかなり穏やかです。

ただし、バックストレッチ側から横風が吹いているときはスタートの難易度がかなり上がり、レースも荒れやすくな るので要注意です。


モーターの入れ替え月

大村競艇場のモーターを入れ替える月は3月になっています。

入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。


コース別入着率


大村競艇場まとめ

競艇発祥の地と呼ばれ有名ですが、アクセスがあまり良くないので県外の競艇ファンが訪れるのには少し敷居が高いです。

来場するのであれば、旅行とセットにするのが良さそうです。

たくさんの観光やご当地グルメを楽しむ事ができますので、旅行プラン にボートレース大村でのレース観戦を組み込むのもオススメです。


 

その他のエリアの特徴は下記よりご覧ください。

 

関東エリアのボートレース場の特徴

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