SGボートレースメモリアルは非常に盛り上がりました。
まさかまさか峰竜太選手が準優勝戦で姿を消してしまうとは誰が予想できたか?
私は思うんです。
峰選手が優勝戦にのれなかったのは、地元山口支部の寺田祥選手が与えたプレッシャーによるものです。
ずっと予選トップ通過を争っていた寺田選手の4日目勝負駆け6号艇4コースからまくりを決めて得点率トップに。
ここまで絶好調だった峰選手はそのレースの後に4日目勝負駆けを2レース残していて6着、5着と惨敗をしてしまいました。
インが強い下関競艇場では予選の順位がかなり重要になります。
そして準優勝戦では予選トップ通過した寺田祥選手はもちろん白の1号艇、準優で逃げれば優勝戦も1号艇、2回逃げれば優勝という状況に。
4日目に苦戦を強いられた峰竜太選手は準優勝戦3号艇に、優勝戦で戦うはずだった寺田祥選手を1号艇に見てどんな気分だったのでしょうか?
そして2号艇には吉川元浩選手でこれは正直きついですね。
準優勝戦までくると1号艇、2号艇のスタートもモーターバッチリで、まくれないと考えた峰選手は3コースから2番差し、引き波を越えるのが非常に上手い峰選手もこの2名の選手相手ではきつかったか1マークで勝負あり。
ここまでくるともう優勝戦は寺田祥しか考えられません。
優勝戦ではトップスタートから差されず、まくられずの旋回を見せて見せてくれました。
心配するところが1つもないような完璧なレースで優勝です。
寺田祥がモーター抽選で引いたモーターは2連立30.93%の数字上決していいモーターとは言えません。
しかし初日にギヤとキャリアボデーを変更して、3日目にピストン×2、ピストンリング×4、シリンダーの交換と大規模整備からの優勝でした。
優勝後に寺田祥選手は「エースモーターを作ってしまいましたね。普段ならしないけど、勝つならぶっちぎりでと。思った通りの勝ち方ができた。」と話しています。
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