SGボートレースダービー

SGボートレースダービー

いよいよ今年の残すところ後わずかです。
ボートレーサー達の賞金獲得ランキングも激戦状態が続いていますね。
今月はランキングに強く影響するSGボートレースダービーが10月20日から大村競艇場で始まります。

ボートレースダービーは競艇最高峰のSG競走のひとつです!
かつては「全日本選手権」という名前でしたが、現在は通称「ボートレースダービー」のほうが使われています。
でも、昔からのファンは、今は正式名称になった全日本選手権をよく使いますね。
競艇だって今は「ボートレース」ってスタイリッシュな呼び方ですけど、「競艇」のほうがわかりやすいですから。

では、ボートレースダービーはどんなレースなのか?
ボートレースダービーの賞金額は?
ボートレースダービーの2019年は誰が勝ち、2020年はどうなりそうなの?
ボートレースダービーの賞金を全部寄付しちゃった選手がいるって本当?

そんな皆さんの疑問にバシッとお答えしちゃいますよ!


ボートレースダービーは競艇最高峰のSGレース!

ボートレースダービーとは、競艇の中でも最高の格式と賞金額を誇るSG競走のひとつです。
SG競走の数はボートレースダービーを含めて9つあるので、ささっと下に並べちゃいますね。

※現在の通称(正式な競走名)です
・ボートレースクラシック(鳳凰賞[総理大臣杯])
・ボートレースオールスター(笹川賞)
・グランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦)
・オーシャンカップ(「海の日」記念 オーシャンカップ)
・ボートレースメモリアル(モーターボート記念)
・ボートレースダービー(全日本選手権)
・チャレンジカップ(チャレンジカップ)
・グランプリシリーズ(賞金王シリーズ)
・ボートレースグランプリ(賞金王決定戦)

どちらも味がある名前!
いずれの名前で呼ぶかで、ファン歴の長さがわかっちゃうのが面白いところです

ボートレースダービーの優勝賞金は3,900万円

ボートレースダービーの優勝賞金は、なんと3,900万円!
2018年までは3,500万円でしたが、2019年に400万円もプラスされました。

実は前の項目で述べたSG競走の中でも、小さな格の違いがあるんです。
ボートレースダービーに加え、クラシック、オールスター、メモリアルがすべて3,900万円。
グラチャン、オーシャン、チャレカがいずれも3,300万円。
そして、年末の大一番。グランプリこと賞金王決定戦は1億円! ヒュー!

なお、残念ながら「6人のグランプリ優勝戦」までに敗退した選手たちは、グランプリシリーズに回ります。
こちらの優勝賞金は1,800万円。

そもそも、グランプリへの挑戦権を得るための条件がとってもシビア。
何しろ、同年中の獲得賞金ランキングの18位以内に入らないといけないんです!
しかも、上位6名の選手に有利な条件が組まれているので……・
1年を通して勝ち続ける総合力のある選手こそが、グランプリに輝くシステムになっているんですね~。

ボートレースダービーの賞金を全額寄付した選手がいた!?

ボートレースダービーの3,900万円、そして2018年以前の3,500万円も非常に高額な賞金ですね。
庶民からしたら宝くじでもそうそう当たらない、それこそ一生モノの大金です!

しかし、すごい選手は中にはいたものです。
2015年にボートレースダービーを優勝した、滋賀支部の「守田俊介(もりた しゅんすけ」選手。
なんと優勝賞金の3,500万円の全額を、日本財団・東日本大震災支援基金に寄付してしまったんです!

11年3月に発生した東日本大震災。
ボランティアとして現地に足を踏み入れたが
「あまりにひどくて、怖くて何もできずに帰った」。
軽率な行動への悔しさと反省、被災者への申し訳ない気持ちから決意したのが
「くそーっ!次の総理杯(東日本復興支援競争)を勝ったら全額寄付するぞ!」だった。

出典:スポニチ Sponichi Annex

思い立っても行動できる人なんて、本当に数えるほどしかいません。
まして必死の思いで勝ち取った優勝賞金ですよ!?
特に、守田選手はここ一番で大きなタイトルを取り切れなかった苦労人です。

しかし、彼は行動しました。
寄付は額ではないと言いますが、それにしたって立派な行動なのは確かではないでしょうか。

まとめ・ボートレースダービー2020は大村で開催!

ボートレースに関わるすべての人の夢と希望がつまった輝ける舞台、それがボートレースダービーです!
ボートレースダービーの2019年の開催は岡山県のボートレース児島で、この時は群馬支部の毒島誠選手が優勝しました。
そして、ボートレースダービーは2020年10月20日(火)から長崎県のボートレース大村で開催します!

実はこのボートレース大村、競艇発祥の地でもあるんです。
しかも、大村は2018年に設備を増設したため、今回のボートレースダービーはナイター開催になります。

夜の「発祥地ナイター」で繰り広げられる熱いバトル。
果たして、勝つのは誰か?
優勝の最有力候補は、やっぱり佐賀支部の「峰竜太(みね りゅうた)」選手ですね!
現在の艇界を引っ張る最強選手。九州開催のボートレースダービーは是が非でも勝ちたいところでしょう。

ボートレースダービーは、これまでボートレースに触れたことがない人でも、ぜひとも見るべきです!
トップクラスの選手たちの激しいレースを見て、きっと惚れ惚れしてしまいますから。

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