【波乗り少女】生田波美音選手がこれからのボートレース(競艇)で注目されるワケ

ボートレースは、とても厳しい世界です。毎年希望に満ちた新人が入る代わりに、成績不振の選手が引退を選ばざるを得なくなる。引退式まで行われる大選手になれるのは、ほんの一握りだけです。

それでも、ここで戦い続けると心に決め、難関のボートレーサー養成所に入り、猛訓練を耐え抜いてデビューし、勝負の世界で切磋琢磨していく。その姿に、ファンは勇気と元気をもらいます。

今回紹介するのも、そうしたフレッシュルーキーのひとり。2019年にデビューした東京支部の新人、生田波美音(いくた・はみね)選手です。

生田波美音選手とは、どんな選手であり、どういった強みを持っているのか。今回の記事の表題にあるように、なぜボートレース全体から見ても注目したい存在なのか。客観的な証言やデータをもとに、その詳細と魅力をじっくり解説していきましょう。

目次


生田波美音選手(東京/5094)が要注目の理由とは

生田波美音選手は、新潟県出身で東京支部所属の女子レーサーです。新潟市立亀田西中学校を卒業後、福岡県柳川市にあるボートレーサー養成所に入所。無事に卒業までたどり着き、124期最年少新人としてデビューすることになりました。

新潟県は競馬場や競輪場こそあるものの、ボートレース場が存在していません。そうした「ボートから縁遠い地」である新潟県出身のボートレーサーは、生田波美音選手でようやく3人目となりました。

2002年(平成14年)9月2日生まれ。2022年2月現在でもまだ19歳の初々しい少女は、「食べること」が趣味と話します。好きな食べ物にはラーメン、はちみつ、チョコレートを挙げており、年齢相応でほっこりさせられます。

一方、自分に厳しい一面も持ち合わせており、165cmの身長に対し、47kgの体重を維持しています。であればこそ、今この記事で期待の新人として紹介できる成績を残せたと言えるでしょう。

幼い頃から、父親にボートレーサーになることを勧められていたという生田波美音選手。小学6年生ごろにはその決意を固め、中学卒業後に見事に志を遂げた彼女のすごさを、複数のポイントから確かめていきます。


全24場のマスコットキャラクター師匠の証言:ターンがうまい

生田波美音選手の師匠は、東京支部の中野次郎選手です。2022年2月現在までにG1競走を5勝し、「2代目東都のエース」と呼ばれていることからも明白なように、東京支部の中核レーサーのひとりといえるでしょう。

中野次郎選手にはもうひとりの弟子がいて、それが東京支部の永井彪也選手です。永井選手も「ヤングダービー2019(三国競艇PG1)」と「京極賞2021(丸亀競艇G1)」でG1格のV2を達成しており、かつ2022年2月現在でまだ29歳という若さもあって、東京支部はおろか関東地区を背負って立つ逸材と言われています。

そんな偉大な師匠と兄弟子を持った生田波美音選手もまた、グレードレースを制するポテンシャルにあふれています。

中野次郎選手と生田波美音選手の師弟は、ボートレース公式のYouTubeチャンネルの新企画「ウチの弟子!」において、栄えある第1回の主役に選ばれました。

参考動画:師匠が弟子を紹介!!『ウチの弟子!』記念すべき第1弾は中野次郎選手(師匠)×生田波美音選手(弟子)!

中野選手の言によれば、生田選手のイチオシポイントは「ターン力がすばらしいところ」とのこと。さらに、「どんどん上手くなっている」と太鼓判を押しています。

G1タイトルホルダーにして、東京支部の中心的存在からこのように評価され、しかも「もっと強い選手になってほしい」と発破をかけられる生田波美音選手。そのポテンシャルは、ボートレース公式も認めるほど大きなものとなっています。


同期の成績:トップクラスの数字

生田波美音選手は、ボートレーサー養成所の第124期生にあたります。同期には前田翔選手、末永和也選手、佐藤航選手、高憧四季選手といった面々が名前を連ね、今後の成長が楽しみな世代として知られています。

生田選手は中学校を卒業してすぐにボートレーサー養成所に入ったわけですが、入所してすぐにその才能は評価されることになりました。

初期訓練を終え、実戦形式の訓練が始まると、「頭角を現す」の表現がピッタリくる大活躍。リーグ初戦と第2戦を制し、124期第3位の勝率6.45で卒業を迎えました。

いよいよプロのボートレーサーとしてデビューした生田波美音選手。「好きなコースは6コース」と断言する強心臓で、実際にアウトコースからの舟券絡みを見せ、たびたび万舟券に貢献します。

そうして、デビューから7ヶ月経った2019年12月31日の大晦日。6号艇6コースのコンマ10スタートから技ありの差しを決め、デビュー初勝利。3連単の6-4-1は99番人気で120,120円と、超ビッグな12万舟を届ける活躍によって、水神祭を迎えることになりました。

デビューから1年半後の2020年末の統計では、生田波美音選手は124期で4位の勝率4.30を計上。女子2位は高憧四季選手の3.20のため、レディースではダントツの数字でした。


ファンの期待:穴党必見の走り

生田波美音選手は、男女混合戦であろうとも攻めの姿勢を崩さず、劇的な上位への食い込みが見られます。したがって、舟券の配当を跳ね上げる存在として、非常に貴重なレーサーであることは言うまでもないでしょう。

デビューしてからの操縦技術、ならびに整備技術の向上も目覚ましく、勝率の向上という形でダイレクトに成績に反映されています。

2022年2月現在から見て最新の確定データは、2021年5月1日から10月30日のものです。期別勝率はついに4.53に達し、B1級選手として申し分ない領域に到達しました。

2連対率は24.40%で、3連対率は39.36%に達しています。このクラスであれば、通常の開催において、舟券の検討対象となることは間違いありません。

まだまだ4着5着が多いものの、見るところのない6着敗退が少ない点が、生田波美音選手の将来性を示しています。18歳から19歳でこれだけの成績を残しているわけですから、さらに場数を踏み、経験を蓄積し、技術を向上させたならば、果たしてどうなることか。それこそ、女子選手全体のレベルを底上げするトップレーサーとて夢ではありません。

すでに人気が上がりつつある証左として、早くも全国からの出場のあっせんが入っています。生田選手は全国24場のうち、三国、びわこ、丸亀以外の21場をすでに経験しました。加えて、2022年3月中旬には三国からのあっせんが入っており、全24場を経験し、ボートレーサーとして新たなステージへ進むのも時間の問題です。

そのうえで、生田選手の勝負強さが数字以上のものであると知っていれば、舟券戦略の面でも大きなアドバンテージになるでしょう。攻めの性格もあってか、先のシーズンでは1コースと同じくらい3コース進入で結果を残しました。生田選手の3コース進入が見込めそうなら積極的に狙うことで、配当面での恩恵が期待できるでしょう。


今後の生田波美音選手から目が離せない!

生田波美音選手は、東京支部、女子選手、ひいてはボートレースを代表する存在になる可能性を秘めたルーキーレーサーです。

21世紀生まれのティーンエイジャーは、まだまだ学ぶところも多いでしょう。しかし、確実な成長の歩みが、彼女の才能を何よりも雄弁に証明しています。

今後、幾度となく壁に打ち当たるでしょう。しかし、そのたびに地道な努力と研鑽で乗り越えていくはずです。それを見守るファンは、さながらひとつの物語を見るように成長を目撃し、時として波乱舟券の的中という形での恩恵を受けることになるでしょう。

応援は選手の力となり、力を得た選手はファンに配当で貢献する。そうした理想的なサイクルをつくるのならば、生田波美音選手はイチオシ選手候補としておすすめのボートレーサーです。

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