オートレース場は全国で5場となります。
5場の作りに関しては大きな違いはないため、ここでは競走車の特徴・性能・競走路の特徴・全国のオートレース場ではどういった事が行われるか、イベントや有名な食事などをまとめたものを紹介させていただきます。
競走車の特徴と性能
【ブレーキはエンブレのみ】
競走車の最大の特徴でレースが接近戦で行われるため、勝手なブレーキ操作は追突事故につながるためにブレーキがない状態となります。
キャブレターにはアイドリング機能がなく、シャッターが完全に閉じるため、エンジンブレーキの効きは強力となりレース中はエンジンブレーキで操作を行っています。
【重量にしかならないので計器類がない】
通常のバイクでは必ずついている各種メーター・ランプ類などは競走上では重量でしかない為、外されています。
セルモーターや始動キックペダルもないので、エンジンの始動は押しかけによって行います。
【常に傾いているため、ハンドルは高さが違う】
コースはどのオートレース場でも左回りの為、安定性を保つために左ハンドルを高くし、傾斜している間もほぼ同じ高さに来るようになっています。
【特化型のバイクの為、ギアは2段階】
オートレースではローギヤ(1速)でスタートを行い、トップギヤ(2速)に入れたら後はアクセルワークによる加減速のみで行うために、2段変則トランスミッションとなっています。
競走路の特徴
1周500mのアスファルトのオーバルコース。
スタートラインとゴールラインが異なり、通常6周回3,100m、特別レースの優勝戦などでは10周回5,100m走ります。
走路が内側に少し傾斜させてあるのは、ハイスピードでも容易に回れるようにするためです。
選手が高度なテクニックをフルに発揮して、面白いレースが出来るように、
さまざまな工夫が施されています。
スタートライン
ゴールラインから後方100mに位置してうるスタートのためだけのライン。
ハンデライン
スタートラインを起点に、外線に沿って10mきざみで放射状に設けられています。
ハンデレースのときのスタートラインです。
内線・外線
コースの内側と外側の回避地帯と競走路との境界線のこと
ゴールライン
この線上に到達したときをもって、入着とされます。
伊勢崎オートレース場施設特徴
一般席への入場料が無料。
有料の特別観覧席は、メインスタンドの中央に位置し、レースコース全体を 見渡すことができます(ソフトドリンクは無料)。
また第一コーナーのグリーンスタンド付近には、 群馬名物のソースかつ丼やソーセージフライなどが食べられるレストランや売店が 数多く並んでいます。
2006年5月22日の第12競走で、オートレース界では最高となる15,721,720円の高額配当を記録したオートレース場
川口オートレース場施設特徴
川口オートレース場の施設情報をご案内します。
施設内にはカラー大型映像装置「アストロビジョン」が設置され、 レース実況や試走タイム、オッズなどの情報を放映しています。
さらに「イベントホール」「オートミュージアム」「ハッピーランド」など、 子供連れや女性も楽しめる施設も充実しています。
また、毎年8月上旬には川口市主催の夏祭り・たたら祭りのメイン会場として使用され、 夜には花火が打ち上げられます。
※元SMAP、オートレーサーの森且行が2020年11月3日、SG「第52回日本選手権オートレース」の最終日悲願の優勝を飾ったオートレース場でもある
浜松オートレース場施設特徴
浜松オートレース場の施設情報をご案内します。
施設内には、様々な催しが開催されるイヴェントプラザや来場すると ヤマダ電機のポイントが貯まるポイントマシンがあります。
また、浜松市の『中央卸売市場』より直送されたマグロが食べられるグリーン食堂も人気です。
鉄火打ち(勝負師)にちなんだ「鉄火丼」がおススメ!
飯塚オートレース場施設特徴
飯塚オートレース場の施設情報をご案内します。
施設内には、開場後すぐに満席になるロイヤルスタンド(有料)やLED大型映像装置、 4面マルチ映像装置などレースの迫力を充分に楽しめる設備が充実しています。
また飯塚オート50年の歴史が育てたホルモンを堪能できる 名物の「ホルモン丼」も人気です。
山陽オートレース場施設特徴
山陽オートレース場の施設情報をご案内します。
施設内には、ゆったりと観戦ができるレストスペース(有料席コーナー)や 入会するとキャッシュレスで投票で きたりポイントが貯まる『eスマート倶楽部』専用の 自動投票端末が随所に設置されています。
また各種ファンサービスも定期的に行われており、鍋や豚汁など が 振舞われるイベントもあります。