関東エリアの競艇場の水面の特徴を紹介します
桐生競艇場のコース
桐生競艇場の特徴
全国24場で最も最北端に位置するボートレース場で、オールナイター開催することでも知られています。
淡水で硬い水質を持ち、気圧によるモーターへの影響があるのも特徴です。 スタートが難しくスロー不利、ダッシュ有利が特徴です。
どんな水面?
貯水池の阿左美沼を利用したプール型で、流れや水位の変化はありません。
淡水で硬い水質のため、機力が成績に反映されやすい水面です。
コース幅や1マークは平均的で、「イン逃げ」も「まくり」も決 まるバランスの良い水面レイアウトと言えます。
桐生競艇場の風の影響
冬から春は桐生名物「赤城おろし」で強い追い風が吹きます。
5mを超える強風の約80%が追い風という極端な傾向となっています。
風速2mまでは追い風でインが優位となります。
3mからは2.3コースが優位となり、4mを超えると4コース も上昇傾向です。
モーターの入れ替え月
桐生競艇場のモーターを入れ替える月は12月になっています。
入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。
コース別入着率
桐生競艇場まとめ
全国24箇所の競艇場の中で最北端に位置し、恐らくこれ以上北へ行くと冬場に水面が凍ってしまう可能性もあるのでしょう。
日本初のナイターを開催したり、ディズニーを手本としたサービス改善など、経営努力を常にしている競艇場です。
各種イベントも実施し、来客も増え明るい雰囲気を持つ競艇場というのも桐生の特徴です。
戸田競艇場のコース
戸田競艇場の特徴
日本で一番インが弱いことで知られる戸田競艇場。
例年イン勝率最下位を競うほど、日本で一番狭い水面でもあります。
センターからの「まくり」が決まりやすく、逆転や「抜き」が多いのも特徴です。
また、スタートの重要性が高く、風の影響が比較的少ないことでも知られています。
どんな水面?
レースコースの幅は日本一狭く、水質は淡水で、水面は1年中穏やかです。
1マークでレースの大勢が決まらないことが多い傾向があり、2マークは差しが決まる事が多いです。
1周目のバックストレッチでアウト側にいるボートが有利となります。
狭い水面で1マークを全速で 「まくる」選手が有利であり、「差す」選手は2着となることが多いのも特徴です。
1マークの位置はホームストレッチ側に近く、1コースの勝率は高くありません。
3、4コースのカドの差しが決まりやすく、レースコースが狭いが奥行きがあるので6コースからでも不利ではないところも特徴の一つです。
戸田競艇場の風の影響
平均風速1.621m。
基本的には穏やかな水面が特徴ですが、風の影響で波が立ちやすくもあります。
風の影響は受けやすいと言えますね。
年間通しての平均風速は然程高くはありませんので、天候が良好 であればその影響は然程気にならないでしょう。
モーターの入れ替え月
戸田競艇場のモーターを入れ替える月は7月になっています。
入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。
コース別入着率
戸田競艇場まとめ
全国24競艇場の中でもっとも早く場内映像システムのデジタル化を完了したのが戸田競艇場です。
レース映像は場内全てのモニターでフルハイビジョンで放映されています。
施設内のどこにいてもレースが見やすい状態で、非常に利便性が高いです。
施設内にはキッズルームやゲームセンターがあり、家族連れや子供連れでも楽しむことができます。
イベントやファンサービスにも力を入れており、地域復興の一角を担っているボートレース場です。
舟券の予想としては、全国でも難しい部類に入りますが、オッズも割れやすく高配当も狙いやすい競艇場でもあります。
アミューズメント要素も高いので、初心者の方が会場で楽しむにはオススメの競艇場です。
江戸川競艇場のコース
江戸川競艇場の特徴
全国24箇所の競艇場の中で唯一河川の水面を利用した競艇水面を持つ日本最東端の珍しいレース場です。
風の影響を受けやすくレースが中止になるのも特徴です。
どんな水面?
河川の水面を利用した競艇場で、河口近くに位置していて水質は、海水です。
河口に近いため上げ潮や下げ潮による水位の影響を受けやすく、全国屈指の難しい水面として知られています。
江戸川競艇場の風の影響
通年で風が原因でレースが中止になることも多い程、風の影響を受けやすい特徴を持っています。
上げ潮の時は北風、下げ潮の時は南風が強く吹きます。流れと風が正対すると大波やうねりが発生します。
モーターの入れ替え月
江戸川競艇場のモーターを入れ替える月は4月になっています。
入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。
コース別入着率
江戸川競艇場まとめ
都心からのアクセスも良く、イベントやファンサービスを頻繁に行っている競艇場です。
日本屈指の難コースとし、難易度の高い予想考察を求められますが、投票が割れ、オッズが上がりやすく穴党に向いた競艇場です。
平和島競艇場のコース
平和島競艇場の特徴
比較的ビッグレースが多く開催される競艇場であり、インが弱いことで有名です。
センター勢が展開の鍵となり、6コースが強い特徴を持っています。
コース幅が狭く、バック側斜行規制であることも特徴の一つです。
また差し水面で風の影響を大きく受けやすいことでも知られています。
どんな水面?
水質は海水で、潮位の変化があります。
運河に位置し、東京湾からの潮が入ってきており、満潮時には1マークがうねると言われています。
水面が広いことでインが弱いところがあります。
大潮の時期は展開予想に加味したいところです。
平和島競艇場の風の影響
平均風速、3.540mで、春~夏は追い風、冬は向かい風。
海に近く季節風の影響を受けやすいこと、バック側の高層ビルから吹き込む風など、風の強弱や向きが安定しない特徴を持っています。
強風が吹きやすい水面であり、季節によっては前半と後半で風向きが逆になることもあります。
モーターの入れ替え月
平和島競艇場のモーターを入れ替える月は6月になっています。
入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。
コース別入着率
平和島競艇場まとめ
周辺にはアミューズメント施設やショッピング施設も施設内に併設しているので、休日を一日中満喫することができます。
家族連れやカップルでも来場しやすい場所となっております。
予想に関しては何度が高い水面コースですが、6コースの勝率が良かったり、1コースの勝率が悪かったり万舟券が出やすい面白いレース展開になることが多いです。
多摩川競艇場のコース
多摩川競艇場の特徴
「日本一の静水面」と呼ばれるほど、風の影響が比較的少ないことが特徴です。
関東平野という場所と、防風林で囲われていることが風の影響を受けにくい理由だと考えられます。
どんな水面?
淡水のプール型レース場で、砂利の採取跡地を再利用しています。
淡水なので水質は硬いのが特徴です。
広さのあるクセのない水面で走りやすいため、女子戦が多く開催されています。
多摩川競艇場の風の影響
対岸にある樹林が電光掲示板を越えるほど成長し南風への防風林となっている。
北風は、上空を通過した後、下降風となり樹林に当たり風向が難しく変化していると推察される。
モーターの入れ替え月
多摩川競艇場のモーターを入れ替える月は8月になっています。
入れ替え月から2ヶ月目くらいまでは、まだデーターとして使えるだけの情報量になっていないので気を付けて下さい。
コース別入着率
多摩川競艇場まとめ
多摩川には競艇場以外にも様々な楽しみ方があります。
施設内でイベントやグルメを楽しめるのはもちろん、夏には水上ステージで
阿波踊りのイベントなども行われます。
日本一の静水面と呼ばれる走りやすいコースなので、パワーとスピードが 優先され全速ターンなど見ごたえあるレースとなります。
その他のエリアの特徴は下記よりご覧ください。